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日本を脱出しカナダで暮らすソラのブログ

留学は意味が無い!?留学の意味を小学生でもわかるように解説!

 

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どうも、カナダに住んで5年目(執筆時)のソラです。

このブログは、海外移住やワーホリ、留学を志す人に多く読まれているようなので、今日はその中から「留学する意味」について掘り下げようと思います。

留学って意味あるの?

「留学って意味あるの?」と、疑問に思うあなたへ。

結論から言うと、留学する意味はあります。だからこそ今や多くの人が留学しています。
しかし、中には「留学しても意味がなかった」と、思う留学経験者も少なくないようです。
留学は、いざするとなるとお金もかかるし、学生の方であれば休学をする必要があったりと、人生のプランニングに大きく影響してくるので、結果的に留学が意味のないものになってしまっては残念です。
そんな、お金も時間も投資する必要がある留学を有意義なものにするポイントについて解説します。

「留学しても意味がなかった」と思えてしまう残念なパターン

留学しても意味がなかったと思えてしまう残念なパターンには、以下のような例が挙げられます。

  • 留学したら英語がペラペラになれると思ったが、そこまで上達しなかった
  • 留学する意味を探しているうちに留学期間が終わってしまった
  • 留学したけど就活に失敗した

そもそも留学の意味とは

ちなみに、Wikipediaにはこう書かれています。

留学(りゅうがく、るがく)とは、自国以外の国に在留して学術・技芸を学ぶことをいう。広義には自国内の遠隔地に生活拠点を移して学術・技芸を学ぶこと(国内留学)を含める場合もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

るがくと読むことに驚きですがそれは良いとして、そもそもの留学の意味とは、どこかに「留まって」何かを「学ぶ」ってことなんですね。

留学自体に意味があるというよりは、どこに「留まって」何を「学ぶ」かで、その留学の意味が決まってくると言えます。
(人との出会いや、海外独特の経験など必ずしも意味が無いわけではありませんが、留学の本質からはズレています。)

また、気づいた人もいるかもしれませんが、学ぶ対象は特に「英語」だけに限りません。
どこかに「留まって」何かを「学ぶ」ために、英語の習得が必要ということはあっても、留学さえすれば必ず英語がペラペラになれるというわけではありません。
英語がペラペラになりたいだけであれば、必ずしも留学をする必要はなく、最近では自宅にいながら英会話のレッスンを受けられるオンライン英会話などを利用するという選択肢もあります。留学に比べてコストは遥かに安いです。

なお、無料体験レッスンができるおすすめオンライン英会話は、以下の記事でまとめています。

無料体験レッスンができるおすすめオンライン英会話10選!

留学とは自由研究みたいなもの

留学の本質は、どこかに「留まって」何かを「学ぶ」ことだとわかりました。
では、どこかに「留まって」何か「学ぶ」ことに意味があるのか?
ですけど、こればっかりはその人によります。つまりあなた次第です。
わかりやすく解説します。

留学って、小学生の頃の「夏休みの自由研究」みたいなものだと思うんですね。

ひたすらアリの観察をしたい人にとっては、アリの観察が意味のあることだし、とにかく朝顔の成長を記録したい人にとっては朝顔の成長を記録することが意味のあることです。

そもそも何も研究する意志のない人、「研究して何か意味あるの?」という人にとっては、自由研究自体あまり意味のあるものではありません。

自分なりの理由がない留学には意味がない

つまり「留学って意味あるの?」と疑問を持つ人にとっては、その時点で留学する意味はあまりないと思います。
夏休みの自由研究は義務教育化における宿題なので、やっておかないと先生に問い詰められますが、留学するかしないかは完全に自由です。

逆に、留学する本人の中に明確な目的があると、留学を意味のあるものにすることができます。
例えば、

ひたすら北米のビジネスシーンにおけるWEBマーケティングの方法を習得したい

とか、

とにかくオセアニア地域で共有されている価値観や文化について深く知りたい

など、

自分なりの理由で構わないので、その場所に行く必要があって、はじめて北米なら北米、オーストラリアならオーストラリアに行く意味が生まれます。

夏休みの自由研究を終えると、アリの観察をした人はアリの生態に少なからず詳しくなっています。
朝顔の成長を記録した人は、朝顔に詳しくなっています。
それぞれの専門性が増しているわけです。

留学の意味とは、明確な目的を持って、どこかに「留まって」何か「学ぶ」ことで、あなたの専門性を自由に増やすことができること、とも言えると思います。

なお、留学する目的が見つからないと言う人には、以下の記事が役にたつかもしれません。

【サンプル例文あり!】留学する時の志望動機を書くコツまとめ!とりあえず書いてみよう!

留学は就活に有利!?

就活に有利だからという理由で、留学を考える方も多いと思います。

しかし、本当に「就活に有利だから」という漠然とした理由でした留学は意味のあるものでしょうか?

就活面接で「留学していた目的は?」と、尋ねられて「就活に有利だから」と答えられるでしょうか?

仮に留学した目的を正直に「就活に有利だから」と答えられたとしても、ライバルに「北米でのマーケティングで実績を収めている御社が展開する事業に将来携わりたいと思ったので、マーケティングを学びつつ実際に現地に滞在し北米の経済を肌で感じた方が、面接の際有利に働くと思ったから」と、正直に答えられてもなお、有利に働くでしょうか?

結局、留学の経験を就活でより有利に働かせるのであれば、明確な目的があって留学した(専門性が増している)方が、圧倒的に有利なのです。

語学留学は意味がない!?

では、「語学留学」はどうでしょうか。

「語学留学」とは、主に英語の習得を目的とした留学で、一般的に「留学」としてイメージされるのが、この「語学留学」になるのかなと思いますが、語学留学は意味がないのでしょうか。
もし明確にあなたの目的が「英語の習得」であり、そのために「語学留学」が必要だということであれば、それを「無意味だ」と言うことは誰にもできません。

ただ、先に書いたように、もはや「英語の習得」はオンライン英会話などを利用して自宅にいながらでもできる時代かもしれません。
また、現在は航空券の予約や手配までネットで全て完結できる上、学校側と提携し無料でプログラムを斡旋してくれる留学エージェントが、検索すれば山ほど見つかります。一昔前と違い「語学留学」の敷居はどんどん下がっていると言えます。

「語学留学」を意味あるものにできるかは別として、こうしたいわば「語学留学」くらい誰でもできる時代において、「英語の習得」を目的とした「語学留学」をすることで、留学の本質である「あなたの専門性が増すこと」が実現できるかは、少し疑問に思った方が賢明かもしれません。

まとめ

意味のある留学をするためのポイントは

  • 留学はあくまでお勉強なんだという自覚
  • 英語はツールであり、習得が目的だと危険
  • 明確な目的をもつ(結果的に有利な就活へと繋がる)
  • あなたの専門性を増やすことを意識する

ということになります。もちろん、人生何が起こるかわかりません。全く無意味だと思った経験が後々役立つこともあります。
行動を起こすことでしか、結果を得ることができないのも事実です。
ただ、お金も時間も投資する必要がある「留学」が無意味なものになってしまわないよう、明確な目的を持って留学することは、後々のあなたの人生にとってより大きな意味のあるものになると思います。

以上、「留学は意味が無い!?留学の意味を小学生でもわかるように解説!」でした!

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