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日本を脱出しカナダで暮らすソラのブログ

カナダ・バンクーバーに移住し丸5年が経ちました!色々報告まとめ

 
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早いもので、「【報告】我が家はカナダ・バンクーバーに移住します。」という記事を書いて、実際にカナダ・バンクーバーに移住して丸5年(執筆時)が経ちました。
この5年間が一体どんな感じだったのか、海外移住の当事者なりに色々な切り口で書いて見たいと思います。

これからカナダのバンクーバーに海外移住しようと計画している人や、留学とかワーホリを検討してる人の参考にでもなればこれ幸いです。
(ちなみにワーホリとかビザの話とか、特に言及しない限り全てカナダもしくはB.C.州においての情報です。オーストラリアとかロンドンとか他州については知らないので興味がある人は自分で調べてね)

カナダ・バンクーバーに移住して丸5年経ちました。

ビジターからのワーホリ(渡航プランは上手に立てましょう)

どういう渡航プランで移住したんですか?的な質問をよく受けるので、順番に思い出しながら書いていきます。
5年前、カナダに入国した時はビジター(いわゆる観光者)として入国しました。
ワーホリで入国という選択肢もありましたが、先ずはあえてビジターで入国したのには理由があります。

よく、いきなりワーホリで入国する方を目にしますが、「海外ライフを数ヶ月から一年楽しめればそれで良し」という人をのぞいて、できるだけ長期での滞在を視野に入れている場合、いきなりワーホリでの渡航はあまりお勧めできません。

特に英語力に自信のない方は、まずビジターで入国し語学学校に通うなど、ある程度英語力を身につけてから、満を持してワーホリに切り替えるのがお勧めです。
ビジターの場合、就労は認められていませんが約半年以内の就学は認められています。
忘れられがちなのでもう一度書きますね、そうなんです、学校のプログラムにもよりますが、ビジターでも語学学校などに約半年間ビザなしで就学できるのです。
「海外ライフを数ヶ月から一年楽しめればそれで良し」という方も、就労する必要がなければ半年間滞在でき、学校にも通うことができます。(ビザが必要なくても、プログラムによっては試験にパスしたり入学許可証などが必要なケースもあるので事前に確認しましょう。)

「生活費を稼がにゃならんので、就労できるワーホリとして渡航したいんです。。」という方もおられるでしょう。

確かにワーホリとして渡航することで、就労も認められます。ただ、先ほども書いたように特に英語力に自信のない方は、就労できるビザがあっても働かせてくれる雇用先が見つかるかは別問題です。
せっかくワーホリで渡航しても英語力がネックになって結局日本食レストランで働いたりするのであれば、日本の日本食レストラン(日本なら日本食じゃなくてもいいし)で学費や生活費をあらかじめ稼いで、語学学校なりに通った方が、結果的に長く(ビジター+ワーホリ)で滞在でき、且つ就労先の選択肢も増えるんじゃないかなと思います。

いきなりワーホリで渡航して、いきなり現地の会社とかで働ける英語力とかがある場合は、語学学校とか通うのは無駄かもしれませんので、ご自身の英語力とか経済力とかを色々踏まえて、最善の渡航プランを立てるのがおすすめです。

現地就職

というわけで、ビジターで入国し半年ほど語学学校に通った後、ワーホリに切り替えてました。
一ヶ月だけニートしたあと現地で運よく勤め先が見つかったので、働くことに。

詳しくは伏せますが、日系企業ではあったものの取引先とのコミュニケーションなどは英語だったので、電話対応とかボコボコになりながらビジネス英語を習得していきました。

マニトバ州ウィニペグへ

仕事の関係でカナダのマニトバ州ウィニペグへ。
仕事の関係でもあったけど、ざっくり言うとマニトバ州では、半年就労すると永住権申請ができるのです。
マニトバは真冬になると気温マイナス40度にもなる地域で、労働人口が流出しているので、移民を積極的に受け入れているんですね。
この辺の「MPNP」についてなどはまたいずれ詳しく書きたいと思います。
というわけで、まだBC州で学生だった妻を残し別居する形で、一人マニトバにお引越し。

うつ病発症

ところがマニトバ生活5ヶ月目にしてなんだか体調不良。気がついたら医師から「うつ病」と診断されることになり、あれよあれよと言う間に仕事も辞めてニートになりました。

仕事を辞めてバンクーバーに戻るんですが、バンクーバーに戻ってもうつ病なので働く気がしません。
半年くらい働かず(というか当時は気力も何もなく)雇用保険を受給しながらひたすらボンヤリ過ごしました。
そうなんです、勤め先に一年以上就労していれば、いざという時ちゃんと雇用保険がおりるので、雇用されている人は毎月ちゃんと払いましょう。
とはいうものの保険がおりるのも一時的なので、いつかは仕事に復帰しなくてはいけませんでした。

一人働き方改革

この頃、改めて自分自身をじっくり見つめ直して、どうやって今後生きていくかの人生設計を立て直し、一旦

  • 好きな仕事で働く
  • リモートで働く
  • そこまでバリバリ働かない

ことを意識した働き方を模索したら、結果的にフリーランスのWEBデザイナー・開発者ということで仕事を受けられるようになって、今に至っています。

この辺の話は以前書いた記事「鬱(うつ)から脱し、21世紀な仕事を求めて一人「働き方改革」を遂行した2017年を振り返って。」に、詳しく綴っています。

鬱(うつ)から脱し、21世紀な仕事を求めて一人「働き方改革」を遂行した2017年を振り返って。

フリーランス生活

もともと、現地の企業に勤めてクライアントと直接関係が構築できたらフリーにでもなろうかなというボンヤリしたビジョンはあったけど、病気になったおかげで結果的にフリーになる道が早めにやってきたので、人生何が無駄で何が役にたつかはよくわからない。

この頃にはすでにワーホリの期間が終わっていたので、紆余曲折あり一旦ビジターに戻ったりもしましたが、BC州の学校を卒業し現地で就職していた妻の配偶者としてワークビザを申請し、就労可能なオープンワークパーミットに切り替えました。ケンカするときは思いっきりケンカしますが、頑張って卒業して現地で就職した妻、リスペクト&感謝。

というわけで、ここ数年はフリーランスのWEB屋として立ち回っています。
ちなみに、お仕事のご相談はこちらから承っています。

子供

超音波が捉えた我が子の姿を初めて見たのは、2018年の7月。
それから妻のお腹はどんどん大きくなって、雪がまだちらつく2019年の2月26日に日付が変わってすぐ、第一子を授かりました。

移住したての時は、こんな日がくるなんて信じられなかった。
5年後、まさか父親になるなんて。
生まれてきた子供は、カナダで生まれたのでカナディアン。
まさかカナディアンの父親になるなんて。

色々信じられないけど、この5年で一番大きな変化であることは間違いないですね。
産んでくれた妻と、生まれてきてくれた命に感謝。

(ちなみに、永住権については移住から5年経った今でもまだ申請中で、本当に大変だなと思うけど、
子供を見ると、生まれた地理的要因で国籍が決まるなんて、なんだかくだらない属性にこの星の人々は振り回されているもんだなと思う。)

これからの5年(キャリアチェンジとか起業とか)

ビジターで渡航して5年経って6年目に突入し、永住権もについてはまだまだ申請中ではありますが、もう間も無く取得できるかなというところまではきました。
永住権が取得できると、ローカルの人と同じ学費で現地のカレッジなどに通うことができるようになるので(留学生の場合、同じプログラムでも学費が数倍になることも、、)せっかく映画産業が盛んで「北のハリウッド」とか言われるバンクーバーと言う街に住んでいるのだし、もともと興味のある映画業界への参入を目指して、そっち系の専門学校に通ってみるのもアリかなと新たな夢をジワジワと抱きつつあります。

また、永住権保持者はカナダでの起業も割と簡単にできるということなので、永住権が取得できたら、まずは今までフリーで受けてきていたWEB関連の事業を法人化しようかなとか考えています。来年2020年中とかで実現できたらいいなー。

趣味である音楽制作を通じて共通の友人も増えたので、趣味は趣味として今後も継続していくのですが、もし、仕事に昇華できそうであればそれもまた良しかな。

まとめ

思い返して見ると、この5年間は色々ありすぎてまとまるものもまとまらないような感じですが、人生どう転がっても無駄にはならない的なことをなんとなくは学んだように思うので、今後もどう転がるかはわかりませんが、都度自分の下す決断と向き合いながら、支えてくれる人たちや、新しく増えた家族とともに一歩一歩噛み締めながら歩んでいけたらいいなと思います。

というわけで以上「カナダ・バンクーバーに移住し丸5年が経ちました!色々報告まとめ」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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