海外でクレジットカードを使う方法!地域ごとに異なる使い方も紹介!
どうも、カナダに住んで5年目(執筆時)のソラです。
以前、日本からカナダに来た知人が、クレジットカードの使い方がわからず困っていました。
日本もキャッシュレス化が進んで来ているとはいえ、海外での使い方となるとよくわからない人も多いと思います。
というわけで今日は海外でのクレジットカードの使い方についてまとめておきます。
また、多くのサイトで書かれていないようだったので、アメリカとカナダでのクレジットカードの使い方の違いについても触れています。
海外でクレジットカードを使う方法
日本もキャッシュレス化が進んで来ているとはいえ、まだまだ現金主義なところがあります。
海外では日本以上にクレジットカード決済が浸透しているところが多く、スーパーやショップ、レストランなど様々なシーンでクレジットカードの使用ができます。
ただし地方の小さな売店などは対応していなかったり、カード会社によって使えるところと使えないところがあります。
JCBカードは海外だと使えないところもあるので、基本的にはVISAかMASTER、もしくは両方持っていると安心です。
ショップで使う場合
会計の際レジにてカードを差し出すだけで、カードでの支払い希望であることは伝わると思います。
暗証番号またはサインを求められる場合は入力、記入すれば支払い完了です。簡単ですね。
サインをする際の注意については後ほど解説します。
スーパーで使う場合
スーパーでの支払いも基本的には同じです。
レジにてカードを差し、暗証番号またはサインをして支払い完了です。
レストランで使う場合
レストランの場合はレジでの会計ではなく、テーブルでの会計になるところが多いと思います。
チップの支払いがあるところでは、少し手順が加わります。
まず、食事を終えたら店員さんに”Check please.”と伝えると、伝票を持って来てくれます。
伝票に自分でチップの額と支払う合計額を記入しカードと合わせて店員さんに戻すと、会計を済ませてくれます。
国によって異なる使い方
上記は主にアメリカを中心とした文化圏でのクレジットカードの使い方になります。
また、クレジットカードを読み取る機械によっても多少支払いの手順が変わったりします。
サインについて
カナダではクレジットカードでの支払いの際、暗証番号を求められることはありますが、サインを求められることはそこまで多くありません。もはや1ドルでの買い物でも現金ではなくカードで支払う社会なので、会計の手順がかなり簡略化されてます。
チップについて
チップについても、アメリカでは伝票にチップの額を記入する場合が多いですが、カナダでは暗証番号のように、クレジットカードを読み取る機械の画面上にチップについて入力する項目が出てくるので、チップの額もしくはパーセンテージを入力し、面倒な計算をせず会計を済ますことができます。
支払い方法
日本では会計時に支払い方法を尋ねられることがありますが、海外では基本的に一括払いが前提です。
分割を希望するなど支払い方法を変更したい場合は、あらかじめカード会社に連絡し、海外での支払い方法の設定を済ませておくと良いでしょう。
また読み取る機械によっては、カードを読み取り機に差し込む方法と、スワイプして読み込ませる方法の他に、画面にカードをタップさせるだけで会計が済んでしまう、タップでの支払い方法があります。
カードがタップに対応してて、機械側もタップでの支払いに対応していれば、タップでの支払いが暗証番号の入力なども必要なく簡単です。
(金額に制限があり、カナダでは100ドル以下の買い物がタップ方式を利用することができます。 )
海外でクレジットカードを使う時の注意
サインは同じ筆跡で
サインを求められた場合、カードの裏面に記入してあるサイン(お持ちのカードの裏面にまだサインをしていない人は、紛失&防犯の為にもサインをしましょう)と同じサインをするようにしましょう。
サインがローマ字の場合はローマ字、漢字の場合は漢字で記入します。
筆跡によってカードの所有者と使用者が同一人物であることを証明するためです。
海外だからといってカードの裏面は漢字のサインなのに、伝票にはローマ字でサインすると、良からぬ疑いをかけられるなどトラブルに巻き込まれることもあるようなので、必ず同じサインをするようにしましょう。
限度額の設定
クレジットカードの多くは月ごとに使用できる限度額が決まっています。
海外旅行でのお買い物となるとついつい財布の紐が緩んでしまいがちです。
お土産を買いすぎて使用限度額を超えてしまい、必要なシーンで使えなくなってしまわないよう、あらかじめ限度額を確認し、使いやすい範囲で設定しておきましょう。
キャッシングによる利息
海外でもクレジットカードを利用してキャッシングに対応したATMであれば、現地でキャッシングできるので、現金を持ち歩かなくてみます。
手数料も空港などで現地通貨に両替するよりも安いとされています。
ただし、キャッシングなので利息が伴います。帰国後すぐに一括でキャッシングの返済をすれば手数料を安く済ますことがで行きますが、時間が経つと利息が増えてしまうので、クレジットカードを利用してキャッシングする際は、気をつけましょう。
スキミングによる不正利用
スキミングとはカードの読み取り機などを利用してカードの情報を盗み取り、不正にカードを利用できてしまう被害のことです。
特に、支払時クレジットカードを一旦店員がバックヤードに持ち込んでから手続きする店は、スキミングが起きやすいと言われています。
不正利用が発覚した際は、速やかにカード会社に連絡し、保証の対応を進めます。
後ほど保証の手続きで必要となる可能性があるので、カードで決済したものについてはレシートや領収書を大切に保管するようにしましょう。
まとめ
海外でクレジットカードを使うときは、慣れていないと何かと戸惑ってしまいますよね。
慣れてしまえば、 現金を持ち歩く煩わしさから解放され、盗難や不正利用をされても多くの場合保証されるなど、便利なアイテムです。
使い方をよく確認し、海外でもスマートな会計をしちゃいましょう。
以上、「海外でクレジットカードを使う方法!地域ごとに異なる使い方も紹介!」でした!