海外移住5年目の僕がおすすめする英語の勉強方法!映画や洋楽も紹介!
(2019/6/11 追記・更新)
2014年に、【報告】我が家はカナダに移住します。という記事を書いたのち、
実際にカナダのバンクーバーへ生活の拠点を移し、気づいたらそんな海外移住生活も5年目(執筆時)に突入しました。
これまで英語圏に住んでいながら、英語に関する記事をそんなに書いてきませんでした。
というのも、僕自身振り返れば中学時代英語の成績は常に最低ランクの「1」、授業中は基本寝てばっかで、先生の「Wake up!!」という怒鳴り声の ・・up!!」あたりでいつも目を覚ますという感じだったので、学校の成績が全てだとは思いませんが、そんなんで英語についてあれこれ書いてもしゃーないなと思っていました。
ところが、そんな僕でも英語圏での生活をここまで続けることができるようにはなったので、いい加減ここらで英語に関する記事を書いてみてもいいかなと思ったのです。
という訳で、海外移住生活も4年目の筆者が英語習得のためにやって良かったと思うおすすめの英語勉強方を書いておこうと思います。
同じように、海外移住のため英語習得に励んでいる方や、勉強が苦手、英語が苦手と思っている方のお役に立てれば幸いです。
ちなみに、最近では自宅にいながら気軽に英語学習ができるオンライン英会話が人気のようですが、僕自身も移住前はスピーキングに自信が無かったので、いわゆる街中にある英会話教室に通ったり、オンライン英会話などを利用して自信をつけていきました。
オンライン英会話の中には無料でレッスンが受けられるものも数多くあるので、上手に利用すればお金おかけずに効率よく英語の学習を進められます。
無料お試しレッスンが受けられるオンライン英会話については、以下の記事「無料体験レッスンができるおすすめオンライン英会話10選!」にまとめています。
【その1】同じ映画を何度も観る
これは英語習得に役立つプロセスとして、結構有名なことかなと思うのですが、たくさんの映画を観るよりも、同じ映画を何度も観るほうが、特に初心者の方には有効とされています。
一度観た映画を何回も観る意味あるの?と思う方もおられるかもしれませが、2回目以降はストーリーを覚えているので、英語の部分により集中することができます。
中級以上の方であれば、ボキャブラリーを増やす為にたくさん映画を観るのもいいかと思いますが、まずはセリフや言い回しを覚えてしまうぐらい観ることで、スピーキングのリズム感とか、慣用句などが身につくと思います。
(あえて書きますがここでいう映画は、セリフが英語メインの映画です。釣◯バカ日誌とかじゃないヤツです。)
そんなわけで僕はこの「幸せのちから」という映画をセリフ覚えるまで何度も見ました。
ウィル・スミスと、実の息子との共演による感動サクセスストーリーで、おすすめです。
ちなみに好きなセリフは、劇中で職を失い再就職のため倍率の高いインターンに挑戦するウィル・スミスが、まるで自分に言い聞かせるように息子に語りかけるシーンでの一言
Don’t ever let somebody tell you..”you can’t do something.” Not even me.
You got a dream, You gotta protect it.
誰にも「お前には出来ない」なんて言わせるな。たとえそれがパパでもだ。
もし夢を抱くなら、その夢を守り抜くんだ。
ちなみに、同じ映画を何度も観るのはさすがに飽きてくると思いますし、ある程度のレベルになったら、今度は色々な洋画を観て応用力をつけていくことも必要です。
例えば、動画配信サイトのU-NEXTなどは洋画本数が他社と比べて圧倒的に多いうえ、無料トライアルも用意されているので、洋画を観ながら英語の学習進めたい人には活用すると良いでしょう。
無料トライアル実施中!<U-NEXT>
【その2】Youtubeの広告をスキップしない
みんな大好きYouTubeですよね?
海外に住んでると日本のテレビを見ることができませんし、そもそも我が家にはテレビがない(カナダではテレビの視聴がケーブルテレビのように有料なので節約も兼ねている)ので、YouTubeが重宝します。
ただ、頻繁に広告が再生されるので、そこは嫌いな人も多いのではないでしょうか。
僕もYouTube広告は本編に集中できないので、最初は毛嫌いしていました。
ただ、海外に住んでいると、その地域にローカライズされた広告が流れるので、テレビがなくても現地の生活感とかを英語で知れるいいコンテンツであることに気づきました。
また、YouTube広告は、アカウントのインタレスト設定に基づいて広告を流してくるので、自分の興味がある事柄についての単語や言い回しを、知ることができるます。
海外居住者限定にはなりますが、日本のCMとは違ったアプローチの広告とかもあって面白いので、あえてスキップしずにみて見るのもオススメです。
【その3】エミネムの歌詞を和訳する
僕は、言わずと知れたグラミーアーティストのラッパー、エミネムが好きで、英語の勉強をし始めたころ、エミネムがなんて歌っているのか気になって、何曲か自分で訳してみたことがあります。
別にエミネムじゃなくてもいいんですが、ラップの歌詞っていわゆる「韻」を踏んでいるので、同じような発音の単語とか言い回しをまとめて覚えることができ、これまた何度も聞くことで、聞き分ける力も身につくと思います。
「ラップってスラング(いわゆる俗語)が多いし、ちゃんとした英語の習得になるの?」と思う人もいるかもしれません。
確かにエミネムは曲の中でこんな風に歌っています。
Momma’s got a new man. Poor little baby sister she don’t understand.
お袋は男をつれこんだ。かわいそうに小さな妹はなんのことだか分かっちゃいない。
エミネムの実体験に基づいた、なんともリアルな歌詞ですが、文法的にどこがちゃんとしていないでしょうか?
中学英語をしっかり勉強した人は、すぐ気づくと思いますが、そうです。
“She”って三人称で単数の現在形にも関わらず、動詞に三単現の”S”が付いていないんですね。
“She doesn’t understand.”となっていない。
確かにこれは間違った英語と言えるかもしれません。
でも、歌っているのはアメリカ生まれアメリカ育ちのエミネムであり、彼は世界を舞台に成功している人物だと思います。
日本で置き換えてみるならば、標準語を喋らないお笑い芸人のダウンタウンさんが、茶の間の人気者として認められているような感じでしょうか。
言語習得において、ひとまずはちゃんとしているかよりも、伝わるかどうかの方が重要だったりします。
これ「完璧な英語を習得したいんだ!」という人には、役に立たない情報かもしれませんが、多くの日本人が「完璧な英語」にこだわるあまり、英語に対して自信を無くすというようなことをよく耳にします。
実際、僕自身も「どうせ習得するならちゃんと習得したい。ちゃんと習得するまでは色々お披露目したくない。」とか思っていました。
でも、この「エミネムも完璧な英語を話している訳ではない」ということに気づいたとき、それもそれで1つ発見でしたが、そこまで「完璧な英語」にこだわらなくて済むようになりました。
とまぁ、こーゆー発見や気づきがあるかもしれませんし、あなたの好きなアーティストが、英語でなんて歌っているかを知ることで、よりそのアーティストのことを好きになれるかもしれません。
(メロディーは好きだったのに和訳してみたら、大したこと歌ってなくてガッカリ、ということも稀にあったりしますが。)
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【その4】電話をかけてみる
電話の場合、ただでさえ早口で聞き取りづらい英語が、さらに受話器を通じてもはや暗号と化し、相手の表情を見ることもできず、身振り手振りも通じない。
英語初心者にとって、電話の応対は地獄です。
そんな電話での受け答えですが、どのようにして僕がいわゆる英語の電話恐怖症を克服したかというと、「とりあえずかける」です。やってよかったというより、こればっかりは慣れるしかないですね。
未だに相手がマジで何言ってるかわからずイライラすることもありますが、インターネットの契約だろうが、引越し屋の手配だろうが、レストランの予約だろうが、何か1回でも電話でのコミュニケーションが成功すると、一気に苦手意識が無くなります。
メールなどの場合は辞書を片手にじっくりと美しい文章を推敲することができますが、電話の場合はそうはいかないので、なんというか瞬発力と、英語での会話にビビらない力が身につくと思います。
最初の1歩と小さな成功体験が肝心だと思うので、大事な取引先とかではなく、失敗しても問題ない、ピザの注文ぐらいから始めるのがいいかもしれません。慣れるまでは、あらかじめ話す内容をメモした紙を横に置いて、電話を始めると慌てずに済むと思います。
【その5】英語のメディアをフォローする
Facebook、Twitter、Instagram、まずはなんでもいいと思います。
自分の好きな ソーシャルメディアで、英語の情報を発信している人とか、メディアをフォローします。
自分の興味がある情報を発信しているメディアだとなお良いですね。
フォローすると英語のコンテンツが、タイムラインに流れてくるので、最初は邪魔くさいかもしれませんが、ソーシャルメディアをチェックするたびに英語の情報に触れるうちに、だんだんとそれが日常になっていき、いつかは気になる記事を「読んでみよう」となる日がくるはずです。
最初は全部読めなくてもいいと思います。まずは英文を読む癖をつけることが英語習得においては大事かなと思います。
内容は読まず、ブログ記事の英語タイトルだけを和訳していくだけでも、数をこなしていけば、十分読解力が養われると思います。
【その6】携帯電話やパソコンの言語設定を「英語」にする
みなさんお使いの携帯電話やパソコンにはおそらく「言語設定」なるものが備わっていると思います。
まずは母国語に合わせて使っていると思いますが、これをあえて「英語」に設定します。
これにより扱われる文字が全て英語表記になります。(※日本語で送られたメールの内容などはそのまま日本語で表記されます)
携帯電話やパソコンは日常的に使うものかなと思うので、その中で出てくるワードも日常生活でよく使うものが多く、日常会話レベルの英語に触れる機会をグンと増やすことができます。
慣れるまでは携帯が使いにくくなってしまうかもしれませんが、あえて使いにくくなることで、単語を調べたり、覚えたりすることに繋がるかと思います。
いかがだったでしょうか。
もちろん英語習得にはこのほかにも、語学学校に通ったり、英語を話す友達を作ったり、そもそも英語圏に定住したり、と色々とやってきましたし現在進行中ではありますが、その中でも自分的にやってよかったなと思ったことをピックアップしてみました。
あくまで僕個人の経験なので、上記で紹介したことを行えば、必ず英語を習得できるという訳ではありませんが、どれもすぐにでも始めることができると思うので、英語習得のために色々と試してみたい人は「明日から」と言わず、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。